アメカジのジャンル

■アメカジのジャンル

ワークウェア

いわゆる「はたらくおじさん」の服。又は作業服。「カバーオール」＋「ワークシャツ（ネルシャツ）」＋「ペインターパンツ」＋「ワークブーツ」が基本です。形状、ディティールは様々なものがあります。

ウェスタン

部開拓時代のアメリカの象徴ともいえるカウボーイのワークウェアから発祥したウエスタンスタイル。定番アイテムは、ウエスタンシャツ、ジーンズ、ウエスタンブーツ、バックル、ウエスタンベルトなどで現在のアメカジファッションの主流にもなっています。後にウエスタンスタイルから派生するロカビリースタイルに見られる派手なプリントや刺繍象徴であるブランドロゴを模ったデザインなども魅力の一つです。

サープラス

「サープラス（surplus）」とは「余分、剰余」という意味で、払い下げ品の軍服が発祥。「Pコート」または「Mジャン」＋「カーゴパンツ」＋「コンバットブーツ」が基本。

バイカーズ

バイカーズスタイルというのは英語で“Biker's Style”。直訳すると「バイク乗りのスタイル」ってことですが、もともと昔アメリカではバイクに乗ってる不良のことを「バイカー」と呼んでいたので、そういったアウトロー系のファッションイメージということでしょう。

スポーツウェア

そのまんまですが、スポーツに関連したウェア群。かなり広範囲にアイテムが存在します。左からスタジアムジャンパー、ウィンドウブレーカー、スェットパーカー、イージーパンツ。靴はローテク・スニーカー。

おおよそ上記のようなジャンル、アイテムが主流で、これらを組み合わせて着るのがアメカジの基本スタイルです。なお、実際に着る際には上下共同じジャンルのものを合わせるのでは無く、上が「Gジャン（ウェスタン）で、下がカーゴパンツ（サープライス）」、「上がネルシャル（ワーク）で、下がチノパン（サープライス）」などのように違うジャンルの組み合わせが多いようです。

アメカジの歴史