バイカー・ファッションについて
■バイカー・ファッションについて
バイカーとは、バイクに乗る人をあらわす言葉です。バイク乗りにはもう一つ「ライダー」と呼ばれることもありますが、バイカーと呼ぶ場合、ハーレーなどのアメリカンバイクやクラシックバイクに乗り、ファッションをしている人を指すことが多いようです。 バイカーのスタイルはレザーを使ったジャケット（ライダースジャケットなど）や小物、シルバーのアクセサリーやネイティブアメリカ風のデザインなどがよく用いられます。 これらはアパレル関係では「バイカーファッション」と呼ばれ、男性向けファッションの一種として定着しています。 現在ではバイク乗りでもなくてもバイカーファッションをしている人も多いため、バイク用語よりはファッション用語として定着してきています。 またバイカー・ファッションについては、「革ジャン」もそうですが、とにかく「革」、レザーのスタイルが定番ですよね。 ライダースジャケットの定番というには孤高なほど高いクオリティをもつキング・オブ・レザー、ラングリッツ。 その長い歴史は、生涯バイクとともに生きた1人のバイカーによって誕生しました。 その男の名は、ロス・ラングリッツ。地元でも熱狂的なバイカーだったロス・ラングリッツは、17歳のときに事故で片足を失ってしまいます。 それでもただひたすらバイクを愛した彼はその後も義足でレースに出場し、なんと47個もトロフィーを獲得するという偉業を成し遂げました。 そんな彼が1947年にオレゴン州で創業したブランドが「ラングリッツ・レザース」です。「カスタムメイド」と「第二の肌のようなフィット感と防備性」というコンセプトは、60年以上も前から完成されたスタイルとして受け継がれています。 アイテムはもちろんのこと、バイクにかけたロス・ラングリッツの生き方そのものは、いまも世界中のバイカーの心を掴んで離しません。
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